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とにかく私は、コレだ！と思ったのです。

身体は、全て繋がっているし、脳が支配していると思っていましたが、夢子ちゃんを育てていると、それが本当に身に染みて感じます。普通の子供が少しずつ成長し、ステップアップしていくように、できないのです。

障害があるから仕方ないかもしれませんが、

元々もっていた機能を失ってしまった夢子ちゃんに、ひとつひとつ成長させてあげるのは、本当に大変なのです。

でも、私達家族は、焦っている訳でもなく、でも確実に夢子ちゃんは、成長してくれると何の疑いももっていませんでしたが、やはり

今まで命を守る事に集中してきて、これからは、成長を促してあげたい。夢子ちゃんが少しでも生活しやすい環境を整えてあげたいと思いました。次のステージにいく時が来たのだと思いました。

リハビリでは、限界があります。週1ぐらいでいくリハビリにも意味がありますが、アロマケアもそうですが、毎日のケアが本当に大切です。夢子ちゃんみたいに過敏な子は、リハビリに行っても泣いてできない事も多々あります。安心して、慣れた場所で、そして親にしてもらう事で確実に成長できると思いました。そしてリハビリでみてもらう観点とは、違うものなので、町村先生の元には、理学療法士、作業療法士、助産師、歯科衛生士、歯科医師、看護師、など

多業種の方が学びに来ています。

私、どうしても受けたい！と思いましたが、

基礎研修は、前期丸2日、後期も丸2日。

そして、群馬でも広島でも遠いから日帰りできない…パパも会社員ですが、介護福祉士の資格をもっているので、とりあえず、それでも大丈夫かメールで問い合わせました。

私の准看護師資格は、問題ないと言われましたが、介護福祉士は、障害者施設で働いている方のみですが、我が家は、娘さんが障害者さんなので、特別受けさせてくれると伝えてくれました。

本当にありがたいお言葉でした。

本当は、夫婦2人で受けたかったです。

でも、夢子ちゃんのお世話を考えると

食事の事もあるので、泣く泣く（笑）私が諦めパパに託しました。パパも夢子ちゃんの為なら頑張ってみる！と言ってくれ、そんなこんなで、あっという間に群馬に行く流れになり、家族で行ったという訳です。長くてゴメンなさい(íoì)

でも、それが、それが、本当によかった！

寝不足フラフラで研修に行き、ホテルで帰りを待っていた私達。パパにどうだった？と聞いたら、すごくよかった！と。

寝不足だったのに、眠らずにずっと講義を聞ける程、沢山の素晴らしい情報をいっぱいお話してくれたと言っていました。

体は、すごく疲れていたのに、パパの雰囲気が違いました。とても私たちに必要な情報を得られたのだと思いました。

それからは、パパが夢子ちゃんに対しての味方が変わりました。もちろん優しい眼差しは、変わりませんが、身体を見て、ここの筋肉が…とか、体幹が…とか。

習った事を娘の身体で確かめていました。

私たちも今まで夫婦で手探り状態で、でも楽しみながら子育てをさせてもらっていましたが、また次のステージに移り夢子ちゃんのケアをしていく事が始まりました。

パパだけが、研修を受けにいくことに意味がありました。それからは、習った事を日々実践してくれています。

パパは、夢子ちゃんにマッサージしながら、

「ゆめちゃんにやってあげれることがあって本当によかったよぉ。」

と言いながらやっている姿を見たとき、本当にその気持ちが分かりました。私も入院中…

特に移植の時、クリーンルームで孤独と不安と戦っている時に、必死でアロマケアをさせてもらって、この子にやってあげられる事があって本当によかったと思っていたので、

パパも同じ気持ちなんだと思いました。

研修の時に、パパが町村先生に夢子ちゃんの状態を伝えてくれました。

先生は、とても気になると言ってくれ、

元々個別相談をされているので、

夢子ちゃんもみてくれるという事になったのですが、とても人気なので、９月の時点で12月まで予約が入っていて、すぐは、無理でした。優先的にキャンセルが出たら、後期の基礎研修の翌日にみて下さると伝えてくれましたが、キャンセルが出る方が難しいので、

先生がわざわざメールをくださり、岡山県にも毎月勉強会で行っているので、そのタイミングでもし、来れるようならみて下さると連絡くれました。

パパのお仕事のお休みは、基礎研修の時にとってしまっているので、有給取るしかないけど、常々パパは、部署が変わってからは、上の人が有給取らないから取りずらいといって、有給取らずに溜まっているので

どうかな？と思いましたが、メールの内容を伝えたら、即答で、行くよ！と言って有給も取ってくれ、急きょ岡山県に行く事になったんです。

夫婦で同じ気持ちで、ベクトルを合わせて進んでいると、本当にその時必死な場所であったり、人と出逢えるのだと思います。

それは、私が1人で願うより、夫婦同じ気持ちで動いているとスピードは、何倍もの速さに変わるのだと思います。

なので、私は、いつも必ず何でもパパに相談します。細かい事も、何でもお伝えします。

そして、パパがダメと言ったら無理は、せず

いったん諦めます。でも、様子を見ながら

タイミングを見て小出しに、いろいろな角度からアプローチをしていきます。

男性は、私を含め女性のように感覚だけでは、決められなくて、堅実で慎重なので

それを理解して、気持ちに寄り添い、小出し戦法でいきます。笑

でも、それを繰り返すうちに、突然いいよ。とか、パパから言ってくれたりする様になったのです。更にその地道な小出し戦法を続けていると笑、今回の様に、何の迷いもなく

即答で決めてくれるようになったのです。

昔だったら、お休みのこと、お金もかかること、夢子ちゃんを連れていくこと、距離が遠いこと、いっぱいどうする？っていう材料があって悩んだと思いますが、今、コレが私たちに必死な事なんだと、本能で感じてくれたのだと思います。

夫婦の気持ちが１つで決めていけば

不安材料なんて、ちっぽけなモノで、何とかなってしまうのです。そして、それ以上の事がいっぱい起こります。

今回の急な群馬訪問も、個別相談のキャンセルが出たと連絡を下さり、先生の元へ訪ねました。

夢子ちゃんも分かっているんですよね。

先生には、お口の中を触る以外は、泣かずに身体を触らせてあげているんです。お利口さんにしていました。

先生のエネルギーが伝わるんだと思います。

先生の熱い思いが、夢子ちゃんに伝わるんだと思います。

今日は、ここまでにしまーすପ(⑅ˊᵕˋ⑅)ଓ

また私の熱い思いを（笑）後編で書きたいと思います⁷₍⁽՚ᵕ՝⁾₎₇

身体調和